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CT125 - ほぼ冬眠モードへ

乗れるだけ乗りたいわけだが、こうなるともうね。

冬の風物詩

11月23日は祝日、バイクで走るには良い季候ということでCT125で近所(のワインディング)を走ってきた。が、

路面に白い筋が見えているが、これ全部融雪剤。 車両が通ったことにより引き延ばされた状態になっている。写真の場所はまだ薄いほうで、ヘアピンの坂なんかはもっと分厚く広がっている。
先週、去年より早いタイミングで降雪が確認されたので「そろそろやばくね」とは思っていたんだが、今週に入ってから降っていない。結構急な峠道なので凍結の恐れがあれば高頻度に散布されるが、路肩に残雪があることを考えれば、やはりこのへんの明け方あたりはもう凍結してるんだろう。

通常、散布されて時間が経ってたり交通量の多いポイントでは、タイヤで伸ばされて細かくなったり湧水で溶けて層のようになっているが、場所によっては粒状のまま残っていた。こういったものも弾かれて車体の細かいところに入り込まれると厄介。この峠道全体を見ると結構なな頻度で散布されているように思える。

融雪剤は塩化ナトリウム、塩化カルシウム塩化マグネシウムなど、簡単に言えば「塩」だ。つまり錆びに繋がる。錆びにくい融雪剤も出てきてはいるようだが、普及しているという話はあまり聞かない。

融雪剤はもはや冬の風物詩だし、散布されなければさらなる交通障害に繋がってしまうので必要なものではあるけれど、正直塩害は厄介なものでしかない。
なんにせよ今シーズンはもう終了だな。

洗車

ということで、帰宅したら念入りに洗車しておいた。

Fフォークなど広範囲に白い点々がついているのが溶けた物が跳ねた融雪剤。普段はあまり洗剤を使わないが、今回ばかりはしっかりと。

普段の洗車ではやらないが、跳ねた融雪剤をスチームクリーナーで洗い流すため外してアンダーガードを外す。傷だらけ小さなへこみが多いがまだまだ余裕で使える。ダメになったら交換だ。

アンダーガードを外したので、洗車後に車体下部を中心にCRC6-66を吹いておく。

潤滑目的ではなくあくまで塩分からの保護効果を狙ったものなので、ベアリングなど可動部・・・主成分がCRC5-56と同じだとするとむしろ可動部はNGだ・・・には吹き付けず、腰下の表面に軽く皮膜を作る程度にしか使わない。
正直、これがどの程度効果があるのか解らない。完全に「やらないよりはマシだろ」程度の物。
そうそう、SSTRの直前にもこれをやっている。なぎさドライブウェイ、つまり海の砂浜を走るので同様に防錆効果を狙った感じだが、多分前日の土砂降りでほとんど落ちてしまっていただろうな。

やっぱり「下駄」ほしい

以前にも書いたが、自分が「冬にバイクで走りたくない」最大の理由がこの融雪剤だ。
寒さは対策できるし、風雪は晴れに比べたら好きでは無いが、路面さえ安定していれば走れなくは無いし、なんならスノーチェーンがある。
でも塩害対策についてはマジでキリが無い。四輪なら下部全体をアンダーコートで一気に対策(とはいえ永続的な物ではない)できるが、バイクだと車両の入り組んだ至る所をコーティングしなければいけないし、コーディングが難しい場所もあればシャシブラック一色では見た目に影響しがち。チェーンは真っ先に錆び始める。

つねづね「下駄としてもう一台ほしい」と考えているが、「バイクカバーを脱着するの億劫」以外でも「冬でもバイクで走りたい」「FirestormやCT125を冬眠させたままにしておきたい」という理由もある。
冬場の、融雪剤が散布され、凍結や圧雪状態を走るのであれば、スノータイヤが存在するタイヤサイズだったり、フレームなどの露出が少なく洗車が楽なタイプがいい。感覚的にはドライブチェーンではないスクーターが優位だったが、チェーンがフルカバーされるカブ系でもいいかもしれない(スノータイヤやスノーチェーンが間違いなく存在する)と思えてきた。カウルでほとんどカバーされているとはいっても、どんなタイプであれ錆が発生するのは仕方が無い。カウルで隠れる部分が多ければ錆びは目立ちにくいし、まとめて雑にアンダーコートを吹いておいても目立ちにくいだろう。わざわざ錆びさせるつもりは無いが「ある程度の錆は許容する」まであり得る。

チェーンテンション調整

チェーン清掃までやって、そろそろテンション調整の時期か、と。

obally.hatenablog.com

シールチェーンに交換したのが5,690km、現在6,529kmなので約840km。これで初期伸びが十分に終わったぐらいだろうか?たわみの幅が標準では3cmぐらいのところ4cmぐらいまで大きくなっていたので伸びているのは間違いない。1回やってみて張りすぎ、再調整して良い感じに。

自分のやり方だが、センタースタンドを立てた状態で1速に入れて、アイドリングの回転数でスムーズに回って5km/h~8km/hぐらいで安定することを一つの目安にしている。貼りすぎていると回転が渋い→速度が上がらないし、緩すぎるとばたついて安定しない。回したままにしておくのはチェーンルブを浸透させるという意味もある。

実は、チェーンテンション調整って未だにコツがわからない。センタースタンド立てた状態なのか、1G掛けた状態(サイドスタンド)なのか、はたまたレーシングスタンドがいいのか。そこら辺もメーカーによって違うとかあるっぽいし、いろいろやってみて一番良さそうな形でやっているようなものの、毎度同じ基準状態なのか微妙に怪しかったりする。なんにせよ張りすぎも緩みすぎも良くないのでその範囲の程度にはセッティングしている。腑に落ちるような決定的な方法が知りたい。